さてさてあっという間に台湾も３日目です。今日は今回の旅行のクライマックス、故宮博物院と京劇鑑賞です。まずは朝ごはんを食べに行きましょう！折角台湾に来たので美味しいお粥を食べに行きます。MRTで1駅の中山駅へ。
この辺りは古い町並みをオシャレにリノベーションしたお店が多く、ちょっといい感じ。大通りを10分程歩くと目的のお店「吉星港式飲茶」に着きます。こちらのお店はビルの２階ですが、階段の先にエレベーターがあるので車椅子でも大丈夫です。
２人で揚げパン入りのお粥×２、焼売、大根餅、揚げピーナッツ、烏龍茶を注文。全部で700円位。朝粥セットは安いのです。
食事も終えたのでいよいよ故宮博物院を目指します！MRT中山駅から赤路線で淡水方面５つ目の士林駅へ。士林駅を出たらそのまま直進、大きめの道に出たらすぐ右手にバス停があります。ここで紅３０番の低床バスに乗るのですが、バス停より少し手前で待って、来るバスの運転手に車椅子である事をアピールする必要があります。運転手が気づくとバスを歩道ギリギリに寄せてスロープを出してくれます。このバス停は故宮行きの観光客で非常に混雑します。そこで裏技的にMRT士林駅の1つ手前の劍潭駅？だったかなで降りると、先程の紅３０の最初のバス停から乗れる様です。
バスは一路故宮博物院へ。途中故宮の駐車場前とかそれっぽい所にも止まりますが降りない様に。故宮の建物すぐ目の前まで行くので大丈夫です。ちなみに帰りも同じ場所から乗ります。
バスを降りたら、目の前の建物で荷物をロッカーに入れて、音声ガイドをレンタルして、チケット買って入場です。車椅子の場合は障害者手帳を見せたら本人＋１名無料です。以前はカメラ撮影禁止でしたが、今は解禁されてます。一部撮影禁止の展示物もあるので気を付けてください。
土曜日の昼だったのでかなりの人出かと思いましたが、前が見えない様な事も無くスムーズに鑑賞できました。最後の「翡翠の白菜」だけは行列に並びましたが・・・。もう一つの目玉の「角煮」は台南に出来た故宮博物院別館にあるため見られませんでした、残念。一通り見たので館内のカフェで一休み。ここのタピオカホットミルクは美味しかったです。
地下のミュージアムショップで本やお土産を購入して、外から故宮博物院を見ると・・・
そろそろ良い時間なので、少し早いディナーに向かいます。今夜は妻のリクエストで香港式飲茶（ワゴンが廻って来るヤツ）なのです。そこがなかなかの人気店で予約をしたかったのですが、如何せん中国語が出来ないので、ディナータイムが始まる時間に予約なしで行く作戦です。来たルートで中山駅まで戻り、緑路線の松山方面に乗り換え南京復興駅で降りると兄弟大飯店の目の前に出ます。この建物の２Fにワゴン式飲茶の人気店「梅花庁」があります。
廻って来るワゴンから好きな物を指差すだけなので言葉要らず（笑）。まぁ台湾の多くの店が、料理名の書かれた伝票に自分でチェックをつけて注文する方式なのであまり言葉要らずなのですが・・・。この店も美味しかったです。特に黄色い皮の焼売。これは抜群に美味しかったです。妻も満足してくれた様で良かったです。
今夜は19:30からタイペイアイです。これは京劇なのですが、義母が去年観てとても良かったとオススメしてくれたので今回の旅に組み込んでみたのです。そろそろ梅花庁を出ないと！
MRTで中山駅に戻り、赤路線で隣の雙連駅へ。そこから徒歩10分位です。しかし私が道を間違えて結局20分程歩かせてしまいました。なんとか間に合いチケット売り場へ。
車椅子で行けないのはこのチケット売り場位です。入り口には日本語OKのスタッフがいるので心配はいりません。エレベーターで劇場に移動するとその前には
席は前から２列目でした。よく見えます。
前半の部は雑技団です。目の前で見るとなかなかドキドキします。手品の様な演目もあってかなり楽しめます。後半の部はいよいよ京劇です。初めてなので楽しみです。
ストーリーは右手のスクリーンに日本語字幕が出るので理解できます。ちょっと切ないお話でしたが、とても優美で素晴らしいものでした。異文化に触れるという意味では、とても価値ある時間だったなぁと思いました。妻は衣装がいたく気に入ったらしく「可愛かった」を連呼しておりました。
帰り際に写真を撮らせて貰いました。今日は文化的な充実した1日だったなぁ。MRTでホテルに帰りまーす。明日は最終日だ！
