パリからバルセロナへひとっ飛び!
今回予約したホテルは「Hotel Pulitzer」。カタルーニャ広場のすぐそばでとても利便性の高いホテルです。部屋も綺麗でバリアフリーも完璧です。
洗面所だけは車椅子だとちょっと使いにくいかな。横付けしたら使えますが顔を洗い難いです。シャワーはロールインシャワーで段差無くそのまま入れるので大丈夫です。
カタルーニャ広場はスリが多い事で有名ですが、私達が行った時にはまばらに観光客がいる感じで危険は無さそうでした。夕方とか夜は危ないのかもしれませんね。
この日の夕食はホテル内のレストランで。ここのリゾットはかなりの絶品です。でも写真撮り忘れてしまった!食後店を出る時にレジのイケメン君に「チャンピオンズリーグでFCバルセロナが優勝したね!おめでとう!」と声を掛けると「ありがとう、でも僕はイタリア人でACミランのサポーターなんだ」と言われてしまった・・・気不味い。余計な事は言わない方がイイデスネ−。
翌朝、快晴の中4人でサグラダファミリアまで2km程の散歩。道はフラットで非常に良く整備されています。オリンピックが開催された都市はパラリンピックも開催されるのでバリアフリー化が一気に進むんですよね、旅先を選ぶ際に考慮に入れると良いかもしれませんね。
闘牛場があったりしてスペインを感じます。今は闘牛自体に賛否が有りますね、確かに私も残酷だと感じます。でも伝統的文化として残って欲しいとも思うので、牛を傷つけない形には出来ないものかと考えてしまいます。闘牛って前半は牛をひたすら華麗に躱して、後半剣で刺し最後はとどめを刺すわけですが、前半だけじゃダメなんですかね?等と部外者である私は思ってしまいます。
闘牛場を左折して緩やかな坂を上っていくと・・・
どーん!!!サグラダファミリア
いやいや実物はやはりスゴイ迫力です!
近くで見ると細工が猛烈に細かいのです。魂は細部に宿るなんて言いますが正にそんな感じです。
車椅子でも問題なく中に入れます。
無機物なのに有機物に見える不思議。人工物と自然物の境目に有る様な建築です。この人の発想は自然への畏怖と尊敬、愛情と懐古、そんな思いが見え隠れします。「美しさの全ては自然の中に在る」とでも言う様に曲線を多様し、建物の中にいるのに何故か森の中にいる様な気持ちにさせられます。この時(2009年6月)はまだ中も足場が組んであったり、一部入れなかったりしましたが今はもっと隅々まで見られる様です。
外に出て一枚・・・
海外で唯一タクシーの乗車拒否にあったのがバルセロナでした。結局地下鉄が完全バリアフリーだったので結果オーライだったのですが・・・。地下鉄は日本より早いし安いしかなり使えます。この後、ホテルに戻り荷物をピックアップしてタクシーを呼んで貰い客船の待つ港へ。4人共人生初のクルーズでワクワクです。続きは次回。