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北欧に学ぶ

参院選が近付きましたね。

フィンランドなど北欧と言えば福祉先進国。子供や老後の不安が無いのは本当に素晴らしいですよね。

教育や医療も無料。社会をボトムアップの方向で運営していて日本とは正反対です。留学生の授業料でさえ2年前まで無料か格安でした。現在も英語では無く現地語のプログラムであれば無料で受講できます。

フィンランドでは出産も無料ですし、赤ちゃんにはベイビーボックスがプレゼントされます。妊婦加算はありませんよ(=_=)

以前フィンランド映画で「365日のシンプルライフ」というドキュメンタリー映画を観ました。

日本でもミニマリストや断捨離なんて言葉が持て囃されますが、実際にはモノが溢れていますよね。結局何を捨てるか?というアプローチで始めてしまうのがイケナイのかもしれません。

この映画では全てを一度リセットして、自分にとって本当に必要な物を1個づつ選んでいきます。そうする事で「不必要な物」の無いスリムで快適な環境を構築するのです。

選挙が近付き、テレビでは連日政治家が「経済成長」や「老後資金」を騒いでいますが、そもそもの方向性が間違ってはいないでしょうか?

人口、歳入、歳出からザッと計算してみましたが、フィンランドは人口で割ると歳入277万円、歳出278万円。対して日本は歳入82万円、歳出77万円です。何故これだけ差があるのでしょう。それは富の再分配の差です。税金はきっちり集め、それを教育、医療、福祉、インフラ等の「社会的財産」に惜しみ無く再分配する事で人々の不安を無くし幸福感を生んでいるのです。日本では累進課税に上限を設け、分離課税で資産家からの税収を減らし、法人税も下げ税収を削っています。更にそれ以上に「社会的財産」への還元を削っています。

来年フィンランドを訪れたいと考えていますが、日本の政治が半歩でも北欧に近付けたら良いなと思っています。

なんか真面目な事を書いてしまったので、次回はグルメやショッピングの話にしようかな。。。

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