今日は映画の御紹介。アイキャッチ画像:公式サイトよりhttp://paris-uso.jp/
その前に、車椅子の人が出てくるテレビや映画はちょこちょこ有りますが、私は24時間テレビ的な感動ポルノは余り好みではありません。正直、「動物」「子供」「ラーメン」使えば視聴率ソコソコ取れるっしょ!っていうのと同列に扱っている制作サイドの浅さ、あざとさが鼻につくのです。アイドルを起用するのもそういう事ですよね。
私自身広告制作会社に16年程身を置いていましたので、テレビ局や代理店の事はそれなりに知っていますが、やはり嘘や誇大広告を是とする擦れた感覚というか、金になるなら何でもokみたいな人が圧倒的に多いです。
そんなのが透けて見えるのが嫌なんですよね。
さてそれでは映画の紹介です。今回御紹介するのはコチラ。
「パリ、嘘つきな恋」
内容は予告編をどうぞ!音が出ます、注意!
この主人公を演じているのはフランク·デュボスク。フランスのコメディアンで監督、脚本も担当しています。
この方、インタビューでこの様に仰ってます。
「私が伝えたかったのは、人を見る時に『まず自分との違いに眼をやる』のではなく『その人自身をちゃんと見る』ようにして欲しいという事です。本作では障害ですが、他にも人種や宗教など“違い”は誰にでも何処にでも有ります。でもその“違い”の背後にあるモノ、本当のその人自身を見失ってはいけないと思うのです。」
当たり前の事だしシンプルだけど、ストレートで美しいコメントだと思いませんか?
オマケですが、コチラの映画もちょっと気になります。音が出るので御注意を!
「Don’t worry」
まぁ実際、「ノッティングヒルの恋人」や「アバター」「X-MEN」みたいにサラッと車椅子の人が出てる方が良いけどね。
そういう場合はストーリー上、障害よりもその人の“人となり”にフォーカスされる事が多い気がします。