移動手段
障害を持つ人に取って、旅行中困る事の一つが移動手段です。日本は殆どの公共交通機関で、設備的にはバリアフリー化がかなり進んでおり困る事は少ないです。しかし海外では設備の整った場所は少なめです。仮に整っていても、エレベーター等が故障したまま使えないと言う事も多々あります。
ある程度運転手と会話ができる語学力があるならタクシーでも良いでしょう。特にニューヨークやロンドンなら、車椅子ごと乗車できるタクシーは多いですから。
しかし語学力に自信がない場合、uberという選択肢も検討する価値があります。なぜならuberであれば配車依頼する時点で、アプリ上で必要な情報を運転手に伝えてしまうからです。
「でも車椅子でも大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、配車依頼する際に、配車タイプで「More」を選べばokです。More内の「Assist」は介助可のドライバー、「WAV」は車椅子が乗る車輌です。
国内でアプリをダウンロードしてカードの登録などしておくか、登録だけ現地でするかはご自由に!(現地で登録すると初回限定クーポンが貰えたりする様ですが)
使ってみよう!
見ての通り、特に難しい事はありません。使う際にはアプリを起ち上げ、「Where to」欄に行先を入れ配車タイプを選ぶだけ(日本語でも大体ok)。因みに隣の時計マークは、時間指定の配車予約。
タクシーで良くない?
お金に余裕があり、日常会話程度の語学力があればタクシーでもいいのかな?とは思います。ただ以下に当てはまる項目があるならUberを一度使ってみるのも良いのではないでしょうか。
- なるべく安い方がいい
- ボラれても文句を言えない
- チップどうしよう?
- 運転手との会話が不安
タクシーで遠回りされた経験、皆さん結構あるのでは?気付かない人も多いかもしれませんが···。明らかに土地勘の無い観光客は、カモにされがちです。あまり文句を言えない日本人は特に。Uberであれば事前に料金が確定していますし、GPSで今何処を走っているか確認できます。仮におかしな方向に向かっていれば緊急ボタンで通報も可能です。位置情報や乗車詳細が911に送信されます。
海外旅行に行かれる際には、目的地がUber利用可能地域か事前に確認しておきましょう。アメリカ以外の都市では、まだUberAccess対応の車輌が少ない様です。